愛知県
S.Kさん
【長期講座】
不登校の娘と、
そのことで両親から責められているように感じ、
やり場のない悲しみと怒りのまま、
勢いで長期講座に申し込んだ日から、はや1年。
この1年を振り返って、最近思うことは
「長期講座に出会う前って私、
どうやって生きていたのだろう?」
と不思議になるくらい、
生きていくことの大前提が覆された。
もちろんとても良い意味で。
学校に行けない、クラスに入っていけない娘を
受け入れてあげなきゃと思いつつ、
心の中で毎日泣いていた私。
「どうしてうちの子だけ行けないのだろう。
みんなと同じように
ただ学校に行くという簡単なことが
なぜできないのだろう。私はだめな母親なのかも。
育て方を間違ったのかも。」
と、そこには否定の感情ばかりだった。
一つずつ、過去の癒えていなかった傷を
癒しながら、いつの間にか湧いてきた感情は
「どんな私も、どんな娘も素晴らしい。
生きているだけで最高に幸せ。」
というものでした。
イライラした時には、
どんな自己否定が隠れているのだろう?
と考えると、
時には気づきたくなかった
自分の根っこだったりもしたけれど、
それに気づいて、
一つずつ癒していくという作業が
どんどん私を幸せにしてくれる。
自分の人生は自分次第で、
どれだけでもハッピーなものに
変えられるんだ!!
ということが確信に変わった。
きっとあの頃の私は、
両親や他人からどう思われるかに
必死になっていた。
空気を読むことに必死になりすぎて、
本当の自分がどうしたいのか見失っていた。
でも、もう迷わない。
私にはたくさんの愛してくれる仲間と、
愛されているんだと再認識させてもらった家族と、
そして自分自身が最高の自分の味方だから。
かなちゃん、11期の仲間、本当に本当にありがとう。