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夫の愛の大きさに気づいた話。
2020.6.14

 

私、こないだ

大失敗したんですね。

 

もう、それはそれは落ち込んで、

久しぶりに

ご飯も食べられなかった。

 

 

 

それまでイケイケだったので

余計に落ちて。

 

 

 

「時よ戻れー!!」

「どうして私はこんなふうなんだ!」

って過去への後悔が

頭の中がいっぱいになったし

自分のこともものすごく責めた。

 

 

「これは、自分だけでは上がってこれないな」

と感じたから、夫に話をしたんです。

 

 

 

がっかりされるだろうし、

信頼されなくなるとも思ったから、

ほんとうはナイショにしたかった。

 

 

 

けれど、

私の心が耐えられなかったから、

伝えてしまった。

 

 

 

 

そしたらさ、

夫ってすごいんですよ。

 

 

 

私が逆の立場なら

超不安になって

夫に最大限の怒りをぶつけていると思うのに、

夫はほんと冷静で

(冷静じゃないのかもしれないけれど、そう見えた)

一言だけ、

いまの私に必要な、

めちゃくちゃ大切なことを伝えてくれてね。

 

 

 

びっくりしたよね。

夫の愛の大きさ、器の大きさに。

 

 

 

そして、

夫がそういう人であることを

すっかり忘れていた自分にも

超びっくりした。

 

 

 

シンプルに、

「調子に乗っていたな」

って思った。

 

「穴があったら入りたい」という言葉は

こういう時に使うんだなあと思った。

恥ずかしい、恥ずかしい。

 

 

 

 

夫のこと、

ものすごく見くびっていたなあと思ったし、

夫を選んだ過去の自分のことも

すごくバカにしていたんだなあと思った。

 

 

 

人って、ほんと簡単に、

忘れちゃうんだな。

 

 

ものすごーーーーく落ち込んだけれど、

そのことで

改めて夫の愛の大きさに気づくことができて。

 

 

 

起こった出来事のことも

「必然だったのかなあ」

「最善だったんだろうなあ」と

思えるようになった。

 

 

 

 

そこまで上がってくることができたら、

もう、大丈夫。

 

 

 

散々、

心に向き合ってきた経験があるから

どうすればラクになるかは

分かっていて。

 

 

 

とにかく初めは

自分の気持ちを吐き出すことが大切で。

 

 

 

「あー辛いよーー」

「しんどいよーー」

「イヤだよーーー」

「自分が情けないよー」

「どうしてこんなことになっちゃったんだよー」

「私はなんでこんなにバカなんだよー」

「私なんかいなくなれー」

って、出てくる言葉を

とにかく吐き出した。

 

 

 

今回はかなり時間がかかって、

数時間やってたかな。笑

 

 

 

今もたまーに出てくるけど

だいぶ軽くなったし

何より

「あの出来事が起こってよかった」と

思えている。

 

 

 

この出来事のおかげで、

私は夫のことを心から信頼できるようになったし、

夫を結婚相手に選んだ私自身のことも

「やっぱりすごいじゃん」と

思えるようになった。

 

 

そっか。

「夫を否定すること」って、

「過去の自分を否定すること」でもあるんだ。

 

「夫すごい!」は

「過去やいまの自分すごい!」なんだ。

 

 

 

なるほどー

なるほどー

 

 

 

なんかもう

あちらこちらに「自己否定」が落っこちてて

びっくりする。

 

 

 

子どももそうだけれど、

夫もまた

自分が幸せに生きるための気づきを

たくさん与えてくれるんだな。

 

 

 

大切にしなきゃ。

そして、もっと頼ろう。

 

 

 

夫の愛の大きさ、器の大きさには

勝てる気がしない。

 

そしてきっと、

勝つ必要もないんだよね。

 

 

 

 

自分の器が

おちょこならぬティースプーンなのだと

しっかり自覚しよう。

 

 

 

ひとりで何でもできるフリしてごめんなさい。

 

 

 

 

 

今日も、すてきな1日を。

 

 

 

 

福田花奈絵