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愛情のすれ違い
2021.9.25

 

人それぞれ、

大切なことも、

好きなことも、

楽しいなあ幸せだなあと感じることも、

違う。

 

 

あの人にとっては、

面白い日々を過ごすことが

1番大切。

あの人は、

海外旅行が好き。

あの人は、

仲間と一緒に過ごすことが楽しい。

 

でも、

私やあなたにとっては、

当てはまらないかもしれない。

 

例えば・・・

私にとっては、

安心した日々を過ごすことが

1番大切。

 

海外旅行より、

国内旅行が好き。

 

仲間と一緒に過ごすことも好きだけれど、

家族と過ごす時間も

ひとりで過ごす時間も好きだから、

人と集まる機会は

たまーにあれば十分。

 

 

こういうことって、

実際にやってみて、

自分の心の状態を観察すると

分かってくる。

 

そんな

「自分の好きを確認する毎日」を

過ごすことができている「いま」が

とても尊く、

なんてしあわせなのだろうと

感じています。

 

 

長期講座Facebookグループの

投稿内容を

ご紹介させてください。

 

 

***ここから***

 

私が昨日、母に伝えた、感謝する事、

くだらないことばっかで、

言いながら、

私何言ってんだろう?って

ちょっと思ったりしたの。

 

ちなみに、めっちゃ棒読みw

 

でも、気付いたことシェア

恥ずかしいけど、一部を。

 

 

『小さいとき、

一緒にお昼寝してくれてありがとう!

お母さんと一緒に、

ゆっくりお話しながら

寝る時間が大好きでした。』

 

『幼稚園の時、

髪の毛をセーラームーンにしてくれて

嬉しかった』

 

え、私こんなこと、今言うの?

感謝したいこと、他にもあるんじゃん?

など、おもったけど、、、

 

ここで、分かったこと。

 

夜も、もちろん

お母さんやお父さんと

一緒に寝ていたはずなのに、

なんで、昼寝がでてきたんや?

たぶん、私は3番目の末っ子で、

あんまりお母さんを独占できる時間が

少なかったんだと思う。

覚えてないけど。

 

だから、

お姉ちゃんたちがいない、

静かな時間に、

お母さんに包まれながら

お話をしたのが

印象深く、

嬉しかった事として、

残ったんだと思う。

 

髪の毛をきれいに

結んでくれたこともそう。

私の要望に答えてくれたっていう喜び?!

 

 

私はお母さんに、

もっと11

関わって欲しかったんだなって気付いた。

 

お母さんに、私だけを見て欲しい!

って気持ちがあったんだなって。

 

とりあえずシェアしてみたよ。

 

***ここまで***

 

思い込みって

多くの場合、

小さいころの

勘違いから生まれるのだけれど・・・

 

その勘違いって

愛情のすれ違いなんですよね。

親から私たちへの愛情と、

私たちから親への愛情の、

すれ違い。

 

 

親は

「愛しているから、〇〇した」。

(「愛しているけれど、

〇〇するしかなかった」)

けれど私たちは

「愛されていないから、〇〇された」

と思い込んだ。

ネガティブな思い込みを

もち始めるのって

大抵こんな勘違いであり、

愛情のすれ違い。

 

いや、もちろん、

「普通、愛していたら、〇〇するよね?」

と言いたくなる気持ちは、

分かるのです。

「普通は」そうかもしれない。

 

でも、

親が「普通」を知らなかったり、

したくてもできなかった、

なんてことは

これもまた「普通」にあるわけで・・・

 

私たちだって

「我が子には、こう接したほうがいい」

という知識があったとしても

実際、我が子に、

そう接することができているかどうかって

怪しいと思うのです。

「知っている」私たちですら、そう。

「知ること」が難しかった時代に

子育てをしていた親が

それできるのか、という話。

 

だからと言って、

自分の傷をなかったことにする、

ということではなくて。

 

それはそれで、

ちゃんと寄り添ってあげていい。

「親も仕方なかったんだよね」なんて

無理やり自分に

納得させようとする必要もない。

 

その上で、

やることってやっぱり、

「いまの自分を見てあげる」

ということ。

 

いまの自分の

心と体の状態を見てあげること。

いまの目の前にあることを

こつこつやっていくこと。

ひとつひとつの選択を

丁寧にしていくこと。

(時間をかけるということではない)

 

 

「いま」を見ていくことで

思い込みってゆるめられるし、

過去の痛みにも

目が向かなくなったり、

勝手に癒されていったりする。

 

やっぱり

「いま」なんですよね。

 

 

 

 

 

今日もすてきな1日を。

 

 

 

 

福田花奈絵