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「大変」を選ばない
2022.12.17

 

久しぶりのコラム。

やりたいことがいっぱいの日々でした。

苦しくはない。

充実している、が近い表現かな。

 

自分の気持ちにぴったりの

言葉を探そうとすることって大切だよね。

 

 

長期講座Facebookグループの

投稿内容をご紹介させてください。

 

***ここから***

 

ちょっとびっくりした話!

義実家でね、飲んでたらまた義祖父が

「2人目はいつだ」って言い出したのよ。

 

「でた〜」って思ったんだけど、

すかさず夫が「ん〜明日かな〜〜」って

冗談で言ったのに便乗して

「明後日かもしれないですね〜」なんて

私も言えたの。

今までは

「あーまた2人目で

しかも男の子産めっていうんでしょ〜

悲しいよ〜」

って心がザワザワしてたんだけど、

今回は全く。

驚くほど笑ってかわせた。

 

 

義祖父も気を悪くした様子もなくて、

義姉(夫の姉)が3人産んだことを

「たいしたもんだなあ」って褒める話に移行して、

子どもたちの可愛さをみんなで語らう

平和な会になったよ。

 

(ここでも今までの私なら

「それに比べて私は1人しか産んでない、

比較されてる、認められてない」って

思ってただろうな)

勝手に落ち込む癖が

ちょっとゆるんだのを実感して嬉しかった。

そして夫のフォローに大感謝。

 

 

あともうひとつ。

 

実家でお母さんと話してる時にね、

お母さんが

「姉ちゃん(私の姉)は

3日に1回は朝晩ご飯も食べてくし

週末はよく私に子ども預けて

整体とか買い物行くし、

自由すぎて食費請求したいわ!!」

「◯ちゃんは近くに気軽に頼れる人がいなくて、

全責任が自分にあるって思っちゃうような状況で、

がんばってるのにね」

って愚痴?励まし?を言っててね。

 

私、それ聞いて、

「単純にお姉ちゃんが羨ましいな」って気持ちの他に、

「そうやってお母さんに頼って

育児してるお姉ちゃんより

私の方が大変な状況で頑張ってる=偉い。

お姉ちゃんより上。」

「私の方がお母さんに認めてもらってる」

って気持ち良くなってる自分に気づいた!

いや〜な私を発見!

も〜〜びっくりしちゃった!

 

こうやって認めてもらってることを

確認してきたんだなあ。

 

 

かわいそう、悩んでる、辛い、

大変な状況にいることをアピールすることで、

「頑張ってるね」「えらいね」「すごいね」って

言って欲しかったんだなあ。

 

気づいたから、これからはできるだけ、

不幸を武器にして

認めてもらおうとすることを選ばない!

たくさんたくさん

自分を自分で認めてあげようって再確認したよ。

 

お母さんに認めて欲しくて

たくさん頑張ってきたんだなあ。

がんばったねわたし。

もう十分すぎるほど認めてもらってるよね。

 

不幸自慢よりも、

「こんなに幸せで楽しいんだー!!」って、

お母さんにも周りの人にも

堂々と言える私のほうが綺麗で可愛いよね!

そして、お母さんも

そんな私を見てる方がきっと嬉しい!

 

私が幸せでいることで、

みんなに幸せがじわじわ広がっていくような、

そんなあたたかい場所にいたいなあ。

そうなったら最高だなあ。

 

***ここまで***

 

「認めてほしい」が強いときって

「大変」を選ぶ。

 

「大変」を選べば

できたできない関係なく

認めてもらえるから。

 

 

「簡単」を選んだのなら

「できてやっと」認められる。

場合によっては、できても認められない。

「だって簡単なものができただけ」だから。

 

「大変」を選ぶことって

「認められたい」が強い人にとって、

メリットしかない。

だから「大変」を選ぶ。

 

ただ困ったことに・・・

その承認欲求は「一瞬」満たされるだけ。

続かない。

 

だから

「大変」を繰り返し選ぶ。

選び続けることになる。

 

そして

安心に満ちた幸せな毎日からは

どんどん遠ざかる。

 

「大変」ではなく「簡単」を選ぶ。

自分の心と体がラクなほうを選ぶ。

勇気が必要だけれど、そこをがんばる。

 

がんばる方向性を間違えない。

 

 

 

今日もすてきな1日を。

 

 

 

福田花奈絵