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「ちゃんと」
2021.10.19

 

「ちゃんとする」って大事。

「ちゃんとする」と、

自分が整えられる。

 

「ちゃんとする」というのは、

全てを完璧な状態にする、

ということではなくて。

 

いま私にできること、

できそうなこと「だけ」

ちゃんとする、ということ。

 

一昨日の朝は

「掃除」がちゃんとできた。

(でも「仕事」は

ちゃんとできなかった)

 

昨日の朝は

「子どもの世話」がちゃんとできた。

(でも「掃除」は

ちゃんとできなかった)

 

 

いま、自分が、

ちゃんとできること「だけ」

ちゃんとする。

 

もちろん、全てにおいて

ちゃんとできたら

うれしいけれど・・・

 

いま、できないのだと、

全て「ちゃんとする」ということは

いまの私にはできないことなのだと、

自分自身が認められることも

すごく大切だなあと思うのです。

 

 

長期講座Facebookグループの

投稿内容を

ご紹介させてください。

 

 

***ここから***

 

病院での一コマ。

 

昨日、子どもと眼科に行ったんだけど

今って感染対策で

本とかも撤去されてるじゃない?

 

待合で待ってる間、

暇で暇でしょうがなかった

うちの子は

もう椅子の上でゴロゴロ、

ちゃんと座れない。

トイレに行きゃぁ

パンツ下ろした状態で

出てくるし。

『ちゃんとしなさい!』が

発動する。

 

 

まだ周りの目が気になる。

早く変わりたい。

早く根っこを知りたい。

早くこのザワザワを沈めたい。

焦ってるな。

そして自分を責めてるんだなーって知る。

 

 

イライラしてる、

投稿しよって

その時は思ったの。

 

でもさ、

そうやって今の状態

【イライラしてるなぁ。

周りの目が気になってるなぁ。

焦ってるなぁ。】

が分かってるだけ

まだマシなのかも!

 

そうやって

自分の状況を見てると

だんだんイライラの気持ちも

10%くらい減少してる気がする。

 

いつもそうとは限らないし、

おまけくらいの気持ちで。

 

 

4月の視力検査で

左目が0.1と言われた子どもが

強制眼鏡をかけ始めて

昨日の眼科では

眼鏡有りで1.0まで上がってきた。

ゆっくりゆっくり、

プロの力を借りて。

 

時には眼鏡を壊しながら

まだ根に持ってる()

 

でも私も心を学びながら

荒れ狂う日もあって

物を壊したりするから一緒だね。

今日もコツコツ。

 

***ここまで***

 

「ちゃんと」を

自分に合ったカタチで

使うことができると

良いですよね。

 

自分に合っていない使い方をすると

やっぱり苦しい。

 

 

例えば、

自己評価が高い状態にあると

「ちゃんと」できないようなことを

「ちゃんと」できないようなタイミングで

「ちゃんと」しようとする。

 

「自分はできる!」

「もっとできる!」

と思い込むことも

大事なのかもしれないけれど・・・

実際、できていなかったり、

苦しくなっていたりするのなら、

自分を客観的に見てあげることも

大切なのかもしれない。

 

「いまは、そこまで、できない」

ということを

認められることも

大切なのかもしれない。

 

 

そして、

自分自身に「ちゃんと」を求めすぎていると

子どもに対しても

「ちゃんと」を過剰に求めてしまいがち。

 

別に「ちゃんと」を求めることが

悪いことではないのだけれど

そんなとき、子どもではなく、

自分の心の状態を

見てあげようとすることは

大切なのかなあと思っています。

 

 

なんでもそうだけれど、

「しすぎ」は

苦しくなりがち。

(まあ、しすぎると

自分で気づくことができるし、

腑に落ちるものなので、

それはそれで良いのですが)

 

自分の心や体の状態は

なるべくしっかり

見てあげたいですよね。

 

私も「ちゃんと」を

うまく使っていきたいな。

 

 

 

 

今日もすてきな1日を。

 

 

 

 

 

福田花奈絵