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「言葉」を見ることが、自己受容。
2022.2.7

 

人によって「幸せ」は違う。

当たり前のことなのに、

忘れてしまいがちですよね。

 

家でゆっくり過ごすことが

幸せだと感じられる人もいれば、

日本全国、世界を飛び回っていることが

幸せだと感じられる人もいる。

 

そして、

同じ人であっても

何をして、幸せを感じられるかは

変化するもので。

 

「見る」を習慣化していると

その変化に

ときどきびっくりします。

 

少し前は

柚子胡椒が大好きだったのに、

いまはそんなに

好きじゃないなあとか。笑

 

少し前は

華やかな色を見て「美しい!好き!」と

ワクワクしていたのに、

いまは落ち着いた色に

「美しさ」だったり

「心地良さ」だったりを感じる、とか。

 

 

いまの自分を知ることができると

いまの自分を幸せにすることが

簡単になる。

 

「分からない」って

どうしても不安。

「知る」だけでも

ずいぶん不安が減りますね。

 

 

長期講座Facebookグループの

投稿内容を

ご紹介させてください。

 

 

***ここから***

 

私の子どもは本当に繊細で

マイワールド全開で

あまのじゃく。

私の常識や思い込みを

いつも突き抜けてくる

規格外の感じ。

 

こないだ子どもが

大好きな工作や絵の具をしていて、

服が汚れないように

スモックを着せてたの。

そのスモックは

2.3年着てるから

ペンとか絵の具とかついてて

まぁまぁのヨレヨレ感。

 

で、工作終わって

少しお出かけする予定だったんだけど

子どもが

「このスモックを着ていく!」

の一点張り。

 

ちなみにスモックの下は

きれいな服を着ている。

 

私「え!嘘でしょ」って。

心の声

(いやいやこれからバスに乗って

ショッピングモール行くしなぁ

やめて〜)

 

子ども「今日はこれを着ていきたいの!」

 

 

ここで私

立ち止まって考えてみた。

 

なんで私は

スモックを脱がせたいのか。 

なぜスモック着たままだと

だめなのか。

 

 

まず汚れたスモックを着せてる母って

恥ずかしい

なんて思われるか

ちゃんとしてない

あった。

 

あぁやっぱり私は

自分がどう見られるかが大事で、

人の目、世間体が

気になるんだなと。

 

でもそれって

私の問題であって

子どもには1ミリも関係ない。

 

今までの自分だったら

子どもを自分の思うように

コントロールしたくて

絶対

どうにか説得したり

お菓子でつったり

怒ったりして

脱がせてたと思う。

でもそれって違うよね。

 

 

そんな風に

自分の気持ちを観察してると、

「ま、いっか」が出てきた。

そして子どもにも

「そりゃ自分が着たい服着たいよね〜」

って言えた。

相変わらず子どもって面白いわ〜

って思えた。

 

で、そのスモック着たご機嫌な子と

2人でバスに乗り込んだら

なんか笑えた。

 

でもこうして

子どものしたいことを

認めてあげられるように

少しなったのは

私が私のことを

ほんの少しずつだけど

認めてあげれるように

なったからなのかなぁとも

思ったり。

 

食べるもの、飲むもの、着る物、

聴く音楽、読みたい本、

自分のしたいことを

亀さんペースでも

ひとつひとつ

自分でしっかり選択してるってことを

意識していけたらなぁと思ったよ。

 

自分を許す許す許す、

認める認める認める。

 

私は私のままでいいね。

 

 

子どもにも

あなたはあなたのままがいいね。

そう思える日も

たまにあったりなかったり

どっちやねーん!笑。

 

でもそんな気持ちを

繰り返しながら、

放置したり観察したり気付いたりして

自分という人間が

どういう人間なのかを

もっと知っていきたいなぁって思ったよ。

 

めっちゃ長々とごめんなさい。

最後まで読んでくれて

いつもありがとう!

 

***ここまで***

 

 

「子どもへの関わり方」って

「自分への関わり方」が

そのまま出てしまうもの。

 

コントロールができる

状態や状況の人もいるから、

「そのまま」は

言い過ぎかもしれないけれど、

何らかの影響は、ある。

 

だからこそ、

「自分への関わり方」が

とても大切だし、

その土台にある

「思い込み」「価値観」

「生き方」「捉え方」「言葉」

あたりを見てあげることも

大切なのですよね。

 

 

夫が、今朝、

「使っている言葉が大切」

みたいなことを言っていて。

 

「確かに」と思ったのです。

 

 

私自身、

しんどかったときって

脳内にあった言葉たちが

分かりやすく

「意地悪」だった。

 

自分を責める言葉。

他人を責める言葉。

不平不満グチ妬み。

そんな言葉ばかり。

 

 

でもいまは、

あのころよりずっと優しい。

優しい言葉がたくさん。

もちろん全てではないけれど。

 

 

 

まずは

脳内の言葉を

ただ見てあげること、

意識してみてください。

 

「ああ、私はこういう言葉を

使っているのだな」と

認識してあげてください。

 

すぐに全ての言葉を

優しくしようだなんて

無理だものね。

 

 

そして・・・

 

美味しい紅茶でも飲んで。

お外を見て。

自然を感じて。

深呼吸して。

子どもの笑顔、寝顔、

思い浮かべて。

 

ほら、

「優しい言葉」が

自然に出てきた。

 

だって

あなたは本来、

「優しい人」だもの。

 

 

いまのあなたの状態を

否定する必要はないから・・・

まずは、ただ、

「自分の言葉を見てあげること」を

意識してみてくださいね。

 

 

 

 

今日も

すてきな1日を

お過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

福田花奈絵