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いま読んでも泣きそうになる
2022.10.17

 

私は、自分の人生に一生懸命。

だからかな?

自分の人生に一生懸命な人が好き。

 

でもこう書いていて、

自分の人生に一生懸命じゃない人って

いないよな、と思った。

きっとみんな一生懸命。

 

「自分の人生に一生懸命」ではなく、

「自分を自分で幸せにする、と

覚悟を決めて動いている」かな?と思った。

 

私はそういう人でありたい。

もう、自分の不幸を人のせいにしたくないんだ。

 

 

長期講座Facebookグループの

投稿内容をご紹介させてください。

 

***ここから***

 

なんかね、

すごく抜けたような気持ちになったから聞いて!

めちゃくちゃ長くなるけどごめん!

 

休日、すんごい子どもの機嫌が悪くてね。

お昼寝の寝かしつけの時も大絶叫して泣いて、

極め付けに結構な力で叩かれるし蹴られるし、

やり返しちゃダメだって思いながらも

つい押しのけちゃって。

 

逃げても追いかけてきて蹴られるしなんかもう…

悲しくなりすぎてわたしも声上げて大号泣したの。

「なんで蹴るの!?痛いよ!!やめてよ!!」って

言いながらすんんんごいつらくて。

 

こんなになるのは何かのサインだろうなって。

何を気づかせようとしてくれてるんだろうって思ってね、

1人になった時にさ、

佐々木正美さん(児童精神科医の先生でね、

大学の頃から考え方や文章がすごーく好きで

何冊か本を持ってるの)の『やすらぎ子育てアドバイス』

っていう本が目に入って、

ふと読み返してみようと思った。

 

めちゃくちゃ抜粋して要約すると

『幼いうちは子どもの言うことを

できる限り聞いてあげる。

そのままでいいことを伝える。

人を育てることの本質は、

こうするといいよ、と何度も穏やかに伝えつつ、

できるようになるまで待つこと。』

『ああできるといいね。このときはこうするんだよ。

でも今できてもできなくてもいいよ。

早くできるようになることが偉いことではないんだよ。

できるようになるときを、楽しみに待ってるよ。』

 

これ、自分に対しての向き合い方として読むと、

かなちゃんがいつも言ってることとかぶるなあ。

わー、すごいあったかくていいなあ。

こういう保育する!こういう子育てをするぞ〜!って

思ってたことを思い出した。

そんでまた泣いちゃった(笑)

わたし、頑張る方向、間違ってたなあ。

 

 

実際子どもが生まれたら

「そうは言ってもしつけだってしなきゃでしょ」

「そんな毎回わがまま聞いてられないでしょ」

「人に迷惑かけない、ちゃんとした子に育てなきゃ」

「食事もしっかり、できるだけ無添加で、

健康を守らなきゃ」

「テレビとかYouTubeとか

見せすぎるのはだめだ」ってなってて。

 

子どものため、と思ってること、言ってることが、

ぜーんぶわたしが

ちゃんとした親だと思われたいから

だったことに気付いた。

 

子どもの言うことを聞くのがいや!って

前回の講座のシェアでも話してたんだけど、

ほんとすごく嫌でね、なんでだろうって考えてみたら、

子どものわがままを受け入れて

なんでもOKして甘やかしてる親、

YouTube見たいって言ったら

好きなだけ見せてる親、

おやつ食べたいって言ったら

我慢させることなくすぐ与える親のことを、

すごく見下してるのわたし。

 

それって騒がれるのが面倒だから甘やかしてるだけだよね、

ラクしすぎだよね、

そんなんじゃちゃんとした子にならんよ、

親がなんでも言うこと聞くってなめられるよ、

自己中な子になるよ、

ルール守れない子になるよ、

努力しなよって。

 

保育園で働いててもそういう保護者を見ると

「いろんなお家の方針がありますよね〜!

いいんですよママがどんどん楽しましょ〜!」

なんて言いながら心の中で見下してた。

(最悪wでもそんなわたしもわたし。つら!笑)

 

そんなダメ(だと私が思う)親にはなりたくなくて、

子どものワガママをどうしても受け入れられなかった。

 

わがままを受け入れたら負け。ろくな子にならない。

みたいな呪いをかけてたなあ。

 

 

それでめちゃくちゃ自分の首しめて、

厳しくしつけて、口うるさく注意して、

うまくできない自分に自己嫌悪で、

わたしも苦しいし、子どもも荒れてる。

 

夫もわたしの方が知識あるからって

わたしの価値観に合わせてくれてたんだけど、

最近すごく子どもの癇癪とかわがままに

イライラしててつらそうで。

 

思い返してみれば時々、

子どもがすんごい泣き叫んで怒ってる時、

「禁止してばっかで疲れるなー、ラクしていいんじゃない?

YouTubeみたいって言ったら見せてさ、

そしたら俺も◯◯もちょっと一息つけるし、

外出先でも機嫌悪かったら

なんでも好きなおやつ1つあげたりして

機嫌とったって別にいいんじゃない?」

って夫が言ってたの。

 

そうだね、、って聞いてたけど、

そんなことしたらだめ!約束は守らせるし、

我慢することを覚えなきゃ。

って頑なに思ってたからスルーだった(笑)

 

おやつも砂糖とかショートニングとか

添加物たくさんのものはあんまり食べさせたくなくて、

コンビニとかでチョコとかお菓子買うの渋ってた。

かき氷のシロップも着色料とか心配で

食べさせたくなかった。

 

子どもが泣き疲れて眠ってから、

夫とちゃんと話そうと思って、時間を作ってもらったよ。

 

夫は、「お祭り行ったらかき氷食べたねー!とか、

お出かけした時みんなで甘いおやつ食べたねー!とか。

そういう思い出を増やしたい。

テレビのアレが楽しかったよなーとか。

俺、親に禁止されたものなんて

ほとんどないけど、今、健康だよ。

◯◯の気持ちもわかるけど、禁止してばっかりで、

いまのままだと子育てが楽しいって思えない。

それが嫌だ」

 

「◯◯がすごく頑張ってるのを知ってるから、

なかなか言えなかった」

 

わーめちゃくちゃごめん…ってなったよね。

2人で泣いて話した(笑)

 

 

そもそもわたしが添加物少なくしようと思ったのって、

おうちでのご飯がちゃんとしてれば、

外で多少ジャンクフードとか

お菓子食べまくる日があっても大丈夫だから!

安心して食べられる!

家族みんなでいろんな食べ物楽しめる!

って気持ちからだったのに、忘れてたなあ。

色々忘れてたなあ。

 

今のわたしがやってはいけない!だめ!と

思ってることって、

ほとんどどうでもいいことなのかも。

子どもの言うことを、そのまま聞いてみよう。

 

そのまま聞いていいんだ。

わがままを受け入れてもいいんだ。

ゆるゆるしていいんだ。

ちゃんとしなくてもいいんだ。

負けてもいいんだ。間違ってもいいんだ。

子どもの小さい望みを叶える。聞き届ける。

自分も、ラク!を選ぶ。

絶対わたしの心はそれを選ぼうとすると

モヤモヤするし「だめだろそれ」って

脳内の声が言うけど、ラクを選ぶ!

それが今のわたしがやれる

具体的な方法の一つだなあと思ったのでやってみます!

 

これで子どもの姿が変わることは期待しない。

完璧にはやろうとしない。

これだって、できてもできなくてもいい。

自分をゆるめる。そんな自分を認める。許す。

 

子どものわがままを許せるようになったら、

わたし自身のことも許せる気がする。

だから、やる。

経過報告またするね!

 

何だかすごく安心に包まれているよ(笑)

めっちゃくちゃ長くなった…

読んでくれてありがとう!!!

 

***ここまで***

 

この投稿、もちろん一度読んでいるのだけれど、

泣きそうになる。

 

みんな一生懸命なのよ。

私も一生懸命だった。

きっと親だって、一生懸命だった。

 

 

心のしくみを知って、

「がんばっていたことが思いっきりズレていた」

ということに気づいて

ほんとうにびっくりしたんだよね。

 

自分の幸せのために、としていたことが、

まさかの、

自分を苦しめることに繋がっていたり、

子どもに対して良かれと思ってやっていたことが

まさかの、

子どもの生きづらさに繋がるようなことだったり。

 

例えば・・・

・自分の気持ちより、人の気持ちを大切にする

・人に嫌われないような言動を心掛ける

・子どものために、ちゃんとしつけをする

・子どもの良いところは褒め、ダメなところは正す

 

心のしくみを知って、

自分の心を見ていく過程で、

「みんな知っておいたほうがいいことじゃん!」って

強く思った。

 

知っていたって、できないことも多いけれど、

でも、知っているからこそ、

だんだんできるようにもなる。

 

だからこそ、本音としては、

お母さんみんなに長期講座に来てほしい!って

思っているのです。

 

「心のしくみ」って、ほんと人生が変わる。

どんどん、ますます、幸せを増やしていってほしいな。

 

 

 

今日もすてきな1日を。

 

 

福田花奈絵