自分を責めていると、
人のことも責めたくなる。
優しい世界で生きたいのなら
「責めること」は
できるだけ減らせると良いよね。
長期講座Facebookグループの
投稿内容をご紹介させてください。
***ここから***
11月の最終週、忙しかった…
物理的にも、精神的にも、
ジェットコースターみたいな1週間。
吐き出したかったけど
携帯もまともに触れてなかったな。。。
やっと出せる。
仕事もそれなりに混んでいたけど、
下の子が咳鼻水が酷くて
火曜日は1日お家でお休み、
水木は病児保育へ。
その頼みの綱の病児保育も、
金曜日分は断られた。
預けに行く時点で
もう翌日の予約を入れるシステムなんだけど、
木曜朝の時点で金曜の予約は取れていたのに、
迎えに行ったら
「明日の予約をキャンセルしてくれ」
と迫られた。
理由はキャンセル待ちがいるから、
とのこと。
翌日も利用なら
お布団や着替え、使っていないオムツは
置いて帰って良いことになってる。
でも部屋に入るなり
全部まとめられた荷物を目の前に置かれて…
答える前から
「キャンセルしてくれるよね?」って
問答無用な圧がすごい。
すっっごく嫌な気持ちになった。
他の利用者の情報は、
私には知る術がない。
受け入れ側にも事情があるのは当然だし、
意地悪しようなんてわけでないのも
もちろん分かる。
それでも答える前から圧をかけるのは、
あくまで利用者側が決めた体を
取りたいだけで、
結論は向こうがもう出している。
今後もお世話になる機会があるだろうし、
ここで争っても仕方ないと思って
キャンセルを受け入れたけど、
モヤモヤがしばらく消えなかった。
任意といいながら、結局強制じゃん…
こちら側に選択権なんて
最初からないじゃん…
多分、私はこの手のことに
とても抵抗が強い。
昔仕事でも同じような事があったり、
最近だとマイナンバーカードなんかに関しても、
程度の強さに差はあれど、
同じ種類の嫌悪感を感じる。
ここ、もう少し深掘りする必要があるな。
私は、結局どこが一番嫌だったんだろう。
選択の結果は同じだとしても、
もう少しマシな気持ちになれる方法って
あるのかな。
とりあえず
「嫌だったね」「悔しかったね」
「モヤモヤするね」と、
自分に話しかけた。
何を思ってもいい。
どんな自分にもマル◯。
せめて自分の気持ちだけは、
何もなかったことにしないで
受け止めてあげよう。
***ここまで***
「何を思ってもいい」
そう自分に許可できているだけで
少し心はラクになるよね。
心の視点からの話をすると…
こういう
「決められている感じ」
「自分で決められない感じ」
に、抵抗感がある人は、
「決められてきた人」
「自分で決められなかった人」
であることが多い。
たとえば…
生まれ育った家庭が、
・大人の顔色をうかがわなければいけない
・大人がとても強い
・大人の言うことを聞くしかない
・大人がすぐ怒る
・大人が大変そうで自分が気を遣わざるを得ない
・貧しい
みたいな場合、
「わたしは嫌なのに〇〇を選ぶしかない」
というような経験を
たくさんしてきている。
だから、そういうこと、そういう場面に、
ものすごく嫌悪感がある。
そういうこと、そういう場面に、
普通の人より敏感に反応してしまうので、
普通の人は気にしないようなことも
気になってしまう。
そして、なぜか、
そういうこと、そういう場面に、
よく出くわしてしまう…
自分の反応は変えられないし、
どんな感情や気持ちも
大切にしてあげて良いけれど…
「しくみ」は知っておくと
良いかもしれない。
そして、
「他の人は気にならないだろうこと」
については、
「これくらいのことは普通にあるかも」
「これくらいのことは仕方ないか」
みたいな感じで確認していくと
ゆるんでいくことも多い。
自分の気質も、生い立ちも、
その出来事が起こったときの反応も、
変えることができない。
ただ、生き方や捉え方は
変えることができる。
自分がラクに生きられるような
生き方、捉え方が
できるようになると良いよね。
今日もすてきな1日を。
福田花奈絵